物語好きのブログ

映画や本の感想、自分の考えを書いています。 

読書

世界の拡張

友人がオススメする小説や映画はなるべく見るようにしている。それは自分のために非常に役に立つからだ。 自分のアンテナに自信があるのならば人に頼る必用はないと思うが、自分が見たい、読みたいだけの物語だと目には見えない偏りが生じて世界の拡張ができ…

読んだ本を血肉化し、自分を成長させる方法

どれだけ本を多読し知識をいれようとも、本から得た知識が必用なとき、瞬時に活用することができなければ意味がない。 どれだけ本を購入しようとも、それを本棚に埋めるだけでは意味がない。本を買うことは、その知識を獲得するという意味ではない。 難しい…

思考の基本書「知的複眼思考法」

問題解決の最初にすることは「問う」ことだろう。だが、その問い方があまりにも安直だと、安直な答えしか返ってこない。 問い方が甘いのだ。そうなると考えを深めることはできないまま思考が凍結してしまう。「問い」を上手に展開し、掘り下げていくことが思…

「書評」に関してのまとめ

自分のブログで書いているものが何か、少し分からなくなってきたので自分の考えを纏めることにした。 ここから書かれている内容は本に対する書評に関してあれこれ考えた事が記述されている。 あくまで本だけを重視しており、他の作品群には言及しない。 まず…

ボノロン さいごのおきゃくさんの巻

ボノロンの記事としては二つ目になる。 一応、知らない人もいると思うのでここでボノロンの説明をしておこうと思う。 はてなブログの中でボノロンに関する記事を見かけたことがないので、僕がちゃっかりやってしまおうという考えでもある。 ボノロンとは? …

「怪物はささやく」 三つの物語と、第四の物語 感想

「わたしが三つの物語を語り終えたら、 今度はおまえが四つめの物語を わたしに話すのだ。 おまえはかならず話す・・・・・・ そのためにこのわたしを呼んだのだから」これは、全ての真実を映し出す物語だ。人にとって物語とは癒しの存在だ。 虚構で彩られた…

「経済は感情で動く」 感想

僕たちは暮らしの中で、いろんな感情を体験するが、何かを決める段取りになると、その感情が判断を鈍らせ、求めていたものと大違いの結論を出す。 人の判断力は案外当てにならないものだ。本書では、その判断力を二十一世紀の新しい学問「行動経済学」を基に…

吉田松陰が残した遺書「留魂録」 感想

身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留置かまし大和魂松陰が書き残した「留魂録」の冒頭文だ。「留魂録」とは死期を悟った松陰が牢内で書き上げた遺書である。 そして書き上げた翌日に、松陰は処刑されてしまう。 門下生のために残したこの「留魂録」は、どこ…

東大教授が教える独学勉強法を読んで

なぜ人は学ぶのだろうか? 独学のやり方を知るということは、これから生きていく上で大きな武器となる。 情報が錯綜し、氾濫している。その情報は多くの選択肢となって人に選択を迫ってくる。 今はそういった時代だ。 その中で僕達にできることは、自信をも…

「アイデアのつくり方」 感想

頭の中でモヤモヤしていた部分が明瞭になった気がする。 ある問題に対して毎日思考を巡らせていると、突然天啓のごとくアイデアが降って湧いたことはないだろうか。 散歩中に突然今まで解けなかった疑問が一気に解けたり 何の関連性もないと思っていた分野か…