ガタカ
全てが遺伝子の優劣によって決まる社会。出生時に遺伝子操作で優秀な遺伝子を子供に持たせることができる技術がある。
その中で、何の遺伝子操作もされずに生まれた主人公ヴィンセントは、自分の運命に抗うため、宇宙を目指す。
ヴィンセントは出生時から落第の拇印を押されてしまう。
それでも夢を追い続ける彼の姿は、とてもカッコイイと思った。
ユージーンの存在もこの映画には不可欠な存在だ。ラストのヴィンセントに全てを託すその在り方は、悲しいけれど、強い在り方だと僕は思う。
正直、遺伝子だけで自分の運命がわかってしまう世界は嫌いだ。運命は自分で決めるものだと思うし、それを否定する権利は誰にもない。
だけど、もし実際の世の中で自分の子が不利な遺伝子を持って生まれるとわかってしまったら、親はどうするのだろう?
生むのだろうか?生まないのだろうか?
生まれてくる子に罪はない。
うーん難しい。