物語好きのブログ

映画や本の感想、自分の考えを書いています。 

キャビン

http://image.eiga.k-img.com/images/movie/58143/poster.jpg?1362582000

 

 

 

久々にこういう系統の映画を見た気がする。

クローズドの世界で繰り広げられる殺戮劇。

ただしこの物語には黒幕の描写も多くされていて、凄惨な殺戮現場を安全地帯から見物する人たちも描かれている。そのギャップがまた人の恐怖心を駆り立てるのだろう。

 

最初のほうは割りとびくびくしながら観賞していたが、途中からあまり怖くなくなってしまった。

その原因は主にゾンビが多くを占めていると思う。

余りにも未来的かつ厳重な施設と、ボロボロのゾンビとのギャップが、「なんだこれ?」となってしまった。

他のトラップは良かった。薬を撒き散らすことで人を正常な判断をさせないようにさせたり、目に見えない透明な壁で逃がさないようにしたり。

 

 

 

それにしても黒幕の施設は警備がザル過ぎないか?

あれだけの怪物達を収めた施設なんだから、もっと対策が施されていてもいいのではないのだろうか・・・そこがメインの話ではないから、気にする必要はないのかもしれないが。黒幕たちが余りにもかませ犬だったのが空しい。怪物達の体内に高性能爆弾を仕込んでおくとかできたのでは?と首を傾げてしまう。

 

 

怪物たちが、一斉に解放される場面は圧巻の一言だ。

ああいうカタルシスもあるのだなと思った。

 

 

日本の幽霊があっさり封印されてしまったのには思わず笑ってしまった。